旅人・宿 いちえ 小樽より

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  避難所の食事
2018年03月11日 (日)

3・11を忘れないために
釜石の写真館の経営者でご自身も被災された菊地信平氏の写真展に行ってきました。《札幌資料館》

避難所に入った全員に配られた最初の食事は、震災翌日の12日昼。小さなせんべいが1枚と缶ジュース。
3日目はお菓子と2人で1個のおにぎり。
1日3回の食事になったのは6日目の16日から。


16日から撮り始めた食事の写真。
パンやおにぎりが続き、温かい汁ものが加わったのは半月ほどが経った後。
徐々に品数が増え、5月に入ってからは仕出し店が提供する弁当になった。

過酷な避難所生活を思うと・・・
住む家が無く、お腹を空かした人々を思うと・・・



7年前の震災当日は千葉の実家に居て、激しい揺れとその後の生活の混乱でしばらく千葉に留まりました。
親戚が津波で家を流され、お客様が被災されました。

何年経っても、忘れてはいけないし、心して今を過ごさなければと思いを新たにしています。

合掌



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